1.ユーロについて
ドラギさんがギリシャへの特別措置を解除してユーロ売りとなったり、相変わらずSNBが介入してユーロ買いとなったりして本筋と異なる動きをされると混乱します。
QEを実施、通貨安へ誘導するのが本筋のはずなので、上げたら売るという戻り売りを基本戦略としていますが、下げトレンドの中での戻り売りではなく、下げ止まってからの横ばいでの戻り売りは少々リスキー。
ファンダメンタルズを考慮すれば、上抜ける可能性は低いとみることができるかも知れませんが、テクニカルでは一端底打ちとの見方もあり、本当に大丈夫なの?と不安が増しています。
中期で持つつもりなら「いったれショート」で良いと思いますが、不安ありであれば打診売りにとどめて、下がれば徐々に売り増しとしたほうがよいのかも知れません。
2.ポンドについて
数日前からポンドドルの日足が上昇しそうと見ていましたが、昨日とうとうネックラインを超えて1.53台に到達しました。
これを受けてポンド円も180円台にタッチ。ポンド円の押し目買いで値幅の大きなトレードができるようになってきたかも知れません。ポンド円も視野に入れておきたいと思います。
3.ドル円について
本日は米雇用統計があります。予想中央値は+23万人。前回は+25.2万人。安定して20万人越えの数字がでてこれば、GPIFもいるので底堅い状況は変わらないのではないかと思います。
ここ数日はレンジが狭くなっており、トレードしにくい状況ではありますが、抜ける可能性が高いのは上。オプションが掃けたら118円〜119円へレンジアップを期待したいです。
本日のイベントにはドル円買いポジションを持ってのぞむ予定。117円前半での押し目買いを育てて、118円台まで引っ張りたいところ。
もしNFPの結果が20万人を下回れば、一端下落があると思いますので、その場合は仕切り直しをしたいと思います。
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