前回記事はこちら:その1 その2 その3 その4
そしてついに手術台へ呼ばれました!
名前と生年月日を確認し、まずはフラップの作成です。
(フラップとは?)
開眼器で瞼が閉じないようにするのですが、
(もちろん眼には麻酔の目薬がされてます)
機械の中央を見ていなければならないのに
圧迫感と痛みで眼が開けてられそうになくなります。
そして次第に視界が闇につつまれていきました。
片目が終わるのに20秒。
「はい、うまくいってますよー、あと10秒・・・あと5秒・・・」
とカウントダウンしてくれるのですが、
この時間が長いこと。
右目が終わり、次は左目です。
このとき右目は真っ暗。
左目も同様に開眼器をはめられ、
ぎゅーっと押しつけられながらフラップ作成。
左目のほうが怖かったです。
すでに右目は真っ暗で、左目も処理が進むごとに暗くなっていき、
真っすぐを見なくてはいけないのに、
どこを見ているのかだんだんわからなくなっていきました。
まさにブラックアウト状態です。
左目の20秒はさらに長く感じました。
ちょっと足がぷるぷる震えていたかも。
第1段階のフラップ作成が完了すると、
別室で視力矯正のレーザーとなります。
別室への移動中は、多分白内障ってこんな感じなんだろうなというくらい、
景色が真っ白、かつ、ぼんやりしていて周りが見えない状態。
手を引かれながら別室に移動し、
椅子に座らされました。
ここから5分ほど、ひとりぼっちで待たされたのですが、
このときはとても不思議な現象を体験しました。
目の前には赤・緑・赤という光点があるのですが、
この赤い光と、眼の中の滴(涙?麻酔?)が反射して、
眼の前(ほんとに眼球の1ミリ先といった距離)に火の玉が見えるんです。
太陽みたいと言った方がいいかも知れません。
フラップを作成したときに、レーザーで角膜に無数の穴が開いているせいなのか、
太陽みたいな球体が目の前でキラキラうごめいている様は、
とっても不思議でした。
しばらく目の前の太陽を眺めながらぼーっと待っていると、
だんだん視力が戻ってきて視界がはっきりしてきました。
さらに待つこと数分。
他の部屋での手術が終わったのか、ようやく先生達がやってきました。
再び名前と生年月日を確認し、最終手術のレーザーを照射。
こちらはフラップ作成よりはましでしたが、
それでも真っ直ぐ見ていられないくらいグリグリされたような気がします。
右目、左目ともになんとか終わり、
すぐに横の検査機で眼の中を検査。
先生から
「緊張しましたか?」
「綺麗にできましたよ〜」
との言葉をかけてもらい、めちゃくちゃ「ほっ」としました。
まだまだ続く、次は術後編・・・
ラベル:レーシック
手術無事に終わられたようでおめでとうございます。
私のほうは1週間後検診も終わり、まずまず順調。
視力も左右1.5で変化なし。ハロ、グレアもまったく感じず。
この1週間は長かったです。
点眼は3時間おきで、2種類の目薬は5分以上間隔をあけないといけないのでちょっと気を使いました。
外出時は保護用メガネを装着するわけですが、不安で2日目まで1日中かけていました。
猫を飼っているのですが、寝ている間に私の顔をたたいて起こそうとすることがあるので数日メガネをかけて寝ました。念には念を、です。
少し我慢を要したのは禁酒。とはいっても平日はビール350cc程度ですが、家族に目の前で飲まれたらねぇ・・・
そうそう、私鎮痛剤の何かの成分にアレルギーがありまして、服用しないで術後を過ごしました。これはかなりつらかったです。
自分のことばかりを長々書きましたが、ぜひこの1週間は気をつけてお過ごしください。
ご忠告ありがとうございます。
順調に回復しているようでなによりですね。
私は術後検診で炎症がひいておらず、
再検査となってしまいました。
なので1時間おきが続いています。
5分の間隔をあけるのが面倒ですよね。
ちょっと他所事するとすぐ忘れてしまいます。
私も一度二人目のチビをあやしているときにまぶたに手が飛んできて、
「やばい!」と思いました。
目薬と目の周りへの攻撃(?)には注意して過ごしたいと思います。