今朝のオープンはギリシャの国民投票の結果を受けてユーロ売りとなりました。
その煽りを受けて円買いとなったため、ドル円やクロス円も下窓を明けてスタートしました。
私はユーロ円のショートポジションを持って週越えをしていたのですが、ユーロ円は136円台から134円割れ水準まで下落。その中で134円付近での決済を行い、窓明けを利用して200pips(2円)ほど利益を出すことができました。
今朝の方法を書いておきます。
1.5時45分に起きる
2.ニュース(FXWaveなど)で市場オープン前の為替レートの気配値をチェックする
3.決済指値を変更する
これだけです。特別なことはしていません。
ここでポイントなのは「3.決済指値を変更する」です。以前の業者では市場オープン前(レート配信前)の指値の変更は受け付けてくれませんでした。
これ、実はかなり重要で、金曜日のNYクローズの後から月曜日のオープンまでの間、指値の設定、変更、削除ができないということは、週末に重大なイベントが発生したときに対処ができない、ということになります。
私はこれが嫌(大きなリスク)と考え、今の業者にメイン口座を変更しました。月曜日のオープンの時間が早い業者、遅い業者とありますが、ある程度早い業者で、かつ、指値の調整が可能な業者を使うことで、窓明けの対処が可能となります。
ちなみに私が今使っているのはこちらの業者。7月はラーメン大量ゲットのチャンスでもあります♪
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ヒロセ通商
さて、9時以降東京タイムに入ってからは窓を埋めるべく戻しが激しい状態となっていますが、当然ながらこの戻しでは買っていません。(専業なら買ってたでしょう)
今後のギリシャはどうなるのか?個人的にはこちらの意見に賛成です。
ギリシャ国民が緊縮策に「NO」:識者はこうみる(ロイター)
(一部抜粋)
<クレディ・スイス証券 チーフエコノミスト 白川浩道氏>
ギリシャ問題は結局「茶番」で終わるだろう。もともと離脱の制度が存在せず、学者らが制度を作るべきと主張しているにもかかわらず、この段階になっても議論さえされていないことが問題だ。さらに、欧州連合(EU)がギリシャを突き放せばEU自体への打撃も大きく、支援は続けざるを得ない。
(一部抜粋ここまで)
私の予想としては次のようなシナリオになるのでは?と勝手に考えています。
ギリシャとしては国民投票で緊縮財政反対の結果を材料にして債権団との交渉を進めるはず。債権団は6月までの結論を覆すのは容易ではないと思いますが、ギリシャのカードに屈することになるのでは?
しかし何らかの条件をつけないと債権団は合意に至ることはせず、その条件をギリシャが飲まず、時間だけが経過する。
7月20日のECBへの国債償還期限には支援が間に合わず、ギリシャの銀行は破綻し、国民はかなりの痛手を被る。
ギリシャとEUの対立が深まり、ギリシャはEUから離脱。ドラクマに変わる新通貨(IOUの後釜)ができて、ハイパーインフレまっしぐら。
とまぁ過激な最悪シナリオを考えてみましたが、これらのどこかでギリシャ側が折れるか、債権団側が折れて救済措置をとる可能性も十分にあります。
最悪シナリオまで行けばユーロはかなり売られることでしょう。どちらかが折れたとして、そこで一時的にユーロが買い戻されることがあるとは思いますが、今以上にユーロ高が進む可能性は低いでしょう。
よって、どんなシナリオになろうがユーロ安は既定路線と見てユーロを売るのみ、という結論に達しています。
お昼休みの時点で、戻してきたユーロを再び売りました。明日以降、ユーロ圏財務相会合にて早々に決着を見るとは考えにくいですが、もみ合いとなるようであればユーロ売りを回転させて効率良くいきたいと思います。
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