昨日はやはりポンドデーでした。
英雇用統計はともかく、インフレレポートの内容が悪すぎました。2014年のインフレ率の見通しを1.9%から1.2%に下方修正。2015年は1.7%→1.4%。これにより利上げ時期は一層後退して2015年末からもしかすると2016年までないことになるかも知れません。
ポンド円はこれまで円安の影響で185円付近まで上昇していましたが、ポンドだけを見れば買う材料はさほど見当たらなくなりました。昨日は2円ほど下落していますし、ドル円が調整期間に入ったら真っ先に売りたい通貨ペアはポンド円と考えておきます。
昨日はドル円も一時114円後半まで下落しましたが、115円中盤と前半で買いポジを増やしており、それらを一旦利確後の下落だったので影響はなし。再度買いポジを持つことも考えましたが、
西原さんの戦略に従い様子見。
一方でポンド円は全力売りをしかけて利益をゲット。本日もドル円が下げるようであれば、ポンド円も売り勝負しようと思っていましたが、再び115円ミドルを越えてきているため、ポンド円の売りも一時様子見とします。182円後半辺りからは売りたいと考えています。(ドル円次第)
ところで本邦の政治では「解散はない」と言っていたにも関わらず、もうすでに解散することが決まったかのような報道が多数でており、「なんだかなぁ」という印象を持っています。
「消費税増税延期の信を問う」のが大義名分のようですが、もし自民党が勝てば国民は延期を容認したということになり、民意に添って増税先送りができる、と。
いやいやいや、違うでしょ。
想定では三本の矢によって景気を回復させて、無事上げられる状態になったら上げる。その状態になければ上げない。ということだったはず。おかしいのはすでに10%に上げるのは必然という法案が通っていたこと。(上げないためには法案を変えないといけない)
誰かが何かを失敗したために、消費税が上げられる状態にならなかった。
もしくは、そもそも消費税を上げられる状態になる想定が間違いだった。
さてどちらなんでしょう?
私はどちらのような気もしますが、外からのプレッシャーにより8%に上げないわけにはいかなかったのでしょうから、今回は外からではなく、国内からの理由が欲しいのかも知れませんね。
個人的にはキリが悪いので10%でも構わんのですけどね。8も10もたいして変わらないし。